起業は東京ですべきって噂は本当?学生起業をするうえで情報格差はどの程度存在しているのか

最終更新: 1月9日

《目次》

1.東京で起業すべき理由

2.地方で起業するデメリット①

3.地方で起業するデメリット②


※本体験談は2016年に大学3年で起業した元女子大生起業家の城宝薫によるものです。

城宝薫に関してはこちらからご覧ください。

1.東京で起業すべき理由


コロナの影響もあり近年では考え方が変わってきていますが、元々私は、上京をして起業する方が良いという意見を持っていました。大きな理由としては、ビジネスはやはり情報量の戦いが一部あるからです。

例えば、小さなことですが、起業した時に私はオフィスが借りれなくて最初の審査には基本的に大きなオフィスを借りようとすると落ちてしまいます。最終的に知り合いの会社のオフィスを間借りすることになりましたが、この手の課題は情報さえあればオフィスを容易に借りることができると思います。

もっと小さいことで言えば、コンサルタントをつけたりするとき。

どの会社もどんどんお客さんを新規獲得するうえで、ウェブサイトを作りますよね。そして自社のサービスキーワードで検索すると、一番上に出てきて欲しいと考えます。どんな記事の書き方をしてコンテンツを貯めてると、検索上位に上がるのか、後はどういうシステムの組み方をたら上に上がってくるのか、いわゆるSEO対策を知る必要があるのですが、SEOコンサルタントって国内にも国外にもいて、ホームページのための対策をしてくれるコンサルタントは日本とかだと月100万円くらいです。どんなキーワードの内容書いたら良いとか、ページの中の内容こういう風に書き換えた方がいいよとかをアドバイスしてくれる人をグローバルで探すと月10万円ぐらいの金額で出会うことができます。

既に国内外のネットワークがある人は場所を問わない起業が当たり前になっている時代ですが、情報戦に交じる場合は情報が一番集まっているところに身を置くことが一番ではないかなと思っていました。

最近は東京よりもグローバルみたいなところが正直あるので、そんなに東京にこだわる人は少なくなってきたのかなとも感じますが、東京の方が情報が集るって言うのは紛れもない事実です。

企業数も他県と比べて多いので、互いに技術力を高めたり、また、一番速い情報が入ることから来年以降の〇〇社の施策とかを踏まえた提案等をもってくる企業もあるので時代の最先端、マーケットをきちんと獲得できるような施策、サービスっていうのを整えている会社が多いです。

これらのことから、基本的に私は東京での起業をオススメしますと言っています。もう少ししたら意見が変わりそうな雰囲気でビジネスをしている今日この頃ですが、やはり東京は、イケイケゴーゴーの企業が多いので刺激にもなっています!


2.地方で起業するデメリット①


地方で起業するデメリットの1つ目が、東京にはちょっと歩けば5億調達した、10億調達したっていう企業が多いからそういう生々しい話を聞けたりすると、どんどん自分の中でのモチベーションがアップしていきますが、地方でそういう出会いが少ない印象です。

勢いのある企業も限られていることがあるので、自分の中でも刺激が少なかったりするのかなっていうのは思います。

加えて、起業に関しては、ロールモデルと選択肢の多さによってビジネスできるorできないが関わってくると思っています。選択肢の多さとロールモデルの多さ、この二つは結構鍵かなと思います。

結局、人間はイメージができないことはできません、基本的にビジネス回す時も身近に1億円売上あげた人がいないとイメージできないんです。

10億売り上げてる会社作ってる人がゴロゴロいないと自分の中で10億のイメージがわかんないと思うので、地方でそれだけの人たちがそんなに集まる場所があれば、良いかなと思うけど、なかなかそんな身近な会社が見つからないのが1つ問題点。

次に、壁にぶつかった時です。私の経験から本当に大変だったなと思う大学生の思い出が、ベンチャーキャピタルから出資を受けると最初のタイミングで3000万円を受け取る際に交わす契約書です。いきなり3000万のお金を扱う時の契約書は、どういう風にしたらいいかわかりませんでした。でも、この契約書は非常にデリケートなので人間関係がない人に見てもらいたくないないですよね。友達関係とかで仲良い人にこの契約書どう思うみたいなことを聞ければ、すごい良い環境だと思いますが、結局私は情報収集に苦戦して失敗してしまいました。

少し話はずれますが、創業時のVCから資金調達をする際は身の回りに起業家コミュニティがあったらよかったのにと本気で思いました。

例えば、「事前承認事項」という項目の意味。

私はメリットデメリットを理解していなかったので、先輩起業家に質問したかったです。

あとは、出資を受ける際の契約書は三者契約。三者契約は株式会社テーブルクロス、 VC、 私個人って言う契約だったんですよね。

この辺りは実際に経験をしているベンチャー起業でないとなかなか話が聞けない部分だと思います。

地域が一体となって新ベンチャーの支援をし始めたりとかっていう動きが結構あるので、困ったタイミングとか、何か決断をする時後、は大きな物事を動かす時に、先輩に聞けるっていう環境は個人的には必要かなって思います。

あんまりこういう話はメディアに出るものじゃないですし、本には出てこない話なので苦労をしました。

こういうときに同課題を解決して次のステージにいっている起業家に、気兼ねなく相談ができると良いなと思います。

本とかwebには起業家の失敗談はあまり出てこない話なので、コミュニティーや仲間みたいな環境は東京の方が作りやすいですし、起業する上で選択肢の多さが重要だなっていうのを感じてます。

そもそも、日本の失敗談を言いにくい雰囲気から変えて行った方が良いのでしょうか・・・

話したい失敗談は本当に沢山あるんです(泣)

困った時にすぐ聞ける人っていうのが既に自分の身の回りにいたり、地方に住みながらそういう人たちと出会えるのであればすごくいいことだし地方で起業をしても良いのではないでしょうか。


3.地方で起業するデメリット②


地方で起業するデメリットの2つ目の理由が、サービスの単価が東京に比べて地方は圧倒的に安いことです。なんでそうなるかというと、東京って家賃や物価が高いので、住むのにお金がかかる、食べるのにもお金がかかる、アルバイト代をみたとしても最低賃金が一番高いですよね。東京はビジネスをする上で単価を安くできるのにも限界があります。

同様に、東京の価格と地方のサービス価格、同じ人に同じ人権費を支払うとしても、そもそもベースでかかってくる家賃代、場所代などのコストが低いので、基本的に同利益を出そうとしたときにサービス単価を安くできる傾向があります。

動画を一本作るときにも東京の方が単価が高い、地方では地方のサービス単価で経済が成り立っているのでスーパーを事例にすると、イメージしやすいのですが、東京の場合は人件費も高い状態で運んでくるので、ニンジンの価格を例にしたとしても、東京は一袋300円とかなんですよね。

つまり、企業が動画一本発注する時や飲食店がマーケティングを発注する時は予算がだいたい東京の3分の2ぐらい異なります。

せっかく自分が同じ時間使って一回営業しに行くのであれば、1つの案件でやっぱり30%も40%も値段が低くなってしまうと、東京と地方で10件案件が取れたりすると売上の金額で言えば1件50万円だと東京では500万円売上げ上がるはずなのに、40%掛け算すると10件とっても200万円ぐらいになってしまいます。一個あたりの案件安いのが地方の特徴なので、その辺が基本的に地方のデメリットの部分なのかなと思います。

同じ時間、同じ人を使うので、営業先は考えた方がいいかなと思います。

以上で、東京で起業した方がいいのかみたいなところの理由がこんなところになります。

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