起業にバックボーンは必要なのか

最終更新: 1月8日

《目次》

1.バックボーンより周りの環境が大事

2.バックボーンは要らない説アリ

3.まとめ


※本体験談は2016年に大学3年で起業した元女子大生起業家の城宝薫によるものです。

城宝薫に関してはこちらからご覧ください。


1.バックボーンより周りの環境が大事


私は、小学校3年生の頃から将来社長になることが夢でした。祖父が経営者だったこともあり、社長というものが役職という認識が無く、職業のひとつと勘違いしているくらい身近なものでした。

このように、周りに経験者がいるかいないかが大事なのかと思われる人も多いかもしれませんが実際は違います。


以前、岐阜県の男女共同参画課の方から相談を受け、会社での女性の役員人口数を上げるための講演会をさせていただいたことがあります。その時の岐阜県の女性役員率は、日本ワースト1だったのです。

その理由を突き詰めていくと、ある仮設が浮上してきました。女性の能力が低いことでもなく、モチベーションが低い訳でもない。

ワースト1の理由。それは、周りに女性役員がいないこと、ロールモデルの少なさなのではないかとのことです。周りに女性役員がいないため、コミュニティも無ければどう家庭と両立して仕事に向かうかの経験談もありません。それが理由ではないかと結論に至りました。


こうした環境づくりは、若者や学生の起業にあたっても、同じことが言えます。周りにロールモデルが少なく、参考にする例があまりにも少なく、起業への第一歩が重く感じてしまうのかもしれません。


学生起業をしている人の集まりはほとんど聞いたことがなく、学生起業をしたい人の集まりは存在していると思います。

まずは憧れる学生起業家を探し、出会い、自分の周りの環境を整えていくことを、個人的にもおすすめしています。


2.バックボーンは要らない


日本において起業家の人口が少ないことの理由の一つに、起業をするメリットが少ないことも挙げられると思います。税金へのメリットもなく、成長の遅れにも繋がっています。


近年は、本当に、バックボーンは要らないと感じるシーンが多いです。全く必要はありません。身近にロールモデルがいるか、起業経験をした人がいるか、相談できる人がいるか、そういったコミュニティがあるかということが重要です。無ければ、進んでみて考えてもよいでしょう。


私はそういった思いのある人を応援したいと陰ながら思っております。人脈がないから、誰かのサポートがないから…できない訳ではありません。もちろん、あるに越したことはないのですが。


10人、20人の会社規模から、100人規模の会社にするぞ!といった時にも、それだけの規模を可能にするにはスピード勝負なところがあります。それもまた、どんな企業や人と出会えるかのタイミングにもよります。特別なバックボーンは必要かと問われたら、必要ありませんと答えます。



3.まとめ


自分は子どもの頃から社長になると考えていなかった…と落ち込むことも、人脈がない…、バックボーンはもっとない…と考え込みすぎる必要はありません。

起業へ向けての環境づくりを、自ら動くことで整えることができる時代が到来しています。

あなたの思うように、動き、繋がり、また更に動いてみてくださいね!