ソーシャルビジネスなのになんで株式会社を選んだ?

最終更新: 1月8日

《目次》

1.株式会社?NPO法人?それぞれの役割


2.なぜ株式会社を選んだのか

 2-1 反対意見・疑問を多く頂く

 2-2 株式会社を選んだ理由


3.まとめ


※本体験談は2016年に大学3年で起業した元女子大生起業家の城宝薫によるものです。

城宝薫に関してはこちらからご覧ください。


1. 株式会社?NPO法人?それぞれの役割


なぜ株式会社として起業することを選んだのか。

その理由の前に、大きく3つに分けて仕組みについて簡単に整理しておきましょう。


▶株式会社:

株式を発行します。その株は誰かが持っています。誰が持ってもステージにおける1株の価格は同じです。

▶合同会社:

1株の価格を人によって変えることができます。

▶NPO法人:

株の割り当てはありません。


他にも会社の形態はありますが、ここでは割愛させて頂きます。

是非調べてみて下さい。


2.なんで株式会社を選んだか


会社の各々の形態を確認したうえで、自分のやりたいことは、どんな形態にしたらよいかを判断します。


2-1 反対意見・疑問を多く頂く


私の場合、子どもたちのための食堂や寄付活動、障害者支援など興味のあることがたくさんありました。

利益の創造と社会への貢献を同時に実現する文化を創るというミッションがあったため、社会貢献も大々的にに行っています。その関係で、もちろん、「ボランティアやNPO法人でやるべきでは?」との声もありました。

「ビジネスと社会貢献が融合されている事業の先行事例はあるのか?」

「できないからみんなやらないのでは?」

「株式がついてこないのでは?」と様々意見を頂きました。


私の場合は特別に株式会社にしなくてはならない理由やこだわりはありませんでした。

株式会社に関していえば、法人としてきちんと運営しており、利益を出していけるというイメージははっきり持っていました。


もともと“利益の創造と社会への貢献を同時に行う会社が沢山できて欲しい、社会貢献事業へもっとお金が回る社会となって欲しい”“1社成功できたら、2社目、3社目と利益の創造と社会への貢献を同時に実現する会社が後を続くだろう”と思いがありました。



2-2 株式会社を選んだ理由


私のやりたいことは、飲食店の予約を通じて世界の子どもたちに給食を届けるサービスでした。寄付活動もあり、NPO法人も考えました。

しかし、株式会社を選ぶ大きな決め手となった理由がありました。


それは、“株式会社は株式の発行を通じて出資での資金調達ができる”ということでした。


2016年当時、NPO法人では融資も受けられない(ハードルが高い)、株式がない、出資交渉も難しいと、私にとってデメリットが多かったのです。

3. まとめ


“社会課題解決をビジネスで行う事業であっても、利益をあげ、会社を大きくしていくことができる。”

“それを証明していける、そういう会社を増やしたい”


私が働くうえで胸中に持っている思いでもあります。

その実現のために出資での資金調達ができる株式会社を選んだということです。


学生起業家のみなさんも、胸に手をあてて考えてみて下さい。





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