《目次》
1.0から1のビジネスを作る2タイプの人間〜あなたはどちらのタイプ?〜
1-1 自分のスキルを活かした事業
1-2 夢いっぱいなビジネスモデル
2.私の“やりたいを叶える原動力”
3.まとめ
※本体験談は2016年に大学3年で起業した元女子大生起業家の城宝薫によるものです。
城宝薫に関してはこちらからご覧ください。
1.0から1のビジネスを作る2タイプの人間
〜あなたはどちらのタイプ?〜
私は、大学時代には公認会計士や税理士を目指す会計ファイナンス学科にいました。
好きなことや得意を極めてビジネスにしていく人もいるでしょう。
やりたいことをビジネスにする方法は皆さんが知りたいところだと思います。
1-1 スキルを活かした事業
起業、いわゆる新規事業の立ち上げの際には、自分の得意な分野をサービスにしていくやり方が一つあります。
分かりやすい例としては、自分は弁護士だから裁判や契約書確認など会社の運営に必要不可欠な法務回りをサポートする事業や、自分は公認会計士だから企業の財務管理や資本政策などをサポートをする事業を立ち上げることは、「自分の得意」を事業にする例だと思います。
自分の持っているスキルや専門性を活かしたことで起業することは、事業の立ち上げをする上でもイメージしやすいのではないでしょうか。
起業家をアントレプレナーシップという言葉を使うとすれば、自分のスキルを活かした事業を行うフリーランスや個人事業主は完全にアントレプレナーです。
事業の規模によって日本では、ベンチャー起業家と個人事業主に差があるように思いますが、スキルを活かした事業で学生起業をすることも一つの手段だと思います。
1-2 夢いっぱいなビジネスの立ち上げ
自分の得意なことを事業にする方法以外は、社会課題解決のために事業を興す方法があります。
こんなサービスや商品があったら、こんな人たちがもっと幸せになるのにという、将来の日本そして世界に夢いっぱいなビジネスを考案することができます。
しかし、ベンチャー起業というと少しハードルが高くないですか?
意外とそうでもないです。必要なものは覚悟だけだと思います。
実際には自分が思いついた画期的なサービスやアイデアは、意外と世の中にあることが多いです。
「このサービスは自分にしか考えついていないだろう」と思っていても、調べてみると似ている事業をしている会社はあるものです。
自分のやってみようと思うサービスを運営している会社を2~3社見つけましょう。
国内、海外どちらでも構いません。
そして、その会社が生き残っている理由を探ります。
お客様の集客方法やマーケティングなど、徹底的に参考にしてマネをします。この他社分析を丁寧に行い、そこにプラスα自分にしかできないエッセンスを加えてみて下さい。
新サービスやアイデアは、アイデア×アイデアの掛け算が多いのではと私は考えます。エジソンやスティーブ・ジョブズのような発明家ではない限り、私はアイデアマンという言葉は使わないようにしています。
新規事業のアイデアは、アイデア×アイデアの掛け算が多いことから、知識や経験値と呼ばれるいわゆる引き出しの多さでアイデア力が変わってくると思います。
自分はアイデアマンではないから、ベンチャー起業は向かないと思っているそこのあなた。
アイデアは在る無いではなく、知識と知識の組み合わせができるか出来ないかだと私は思います。
自分が解決したい社会課題が見つかった方は、是非ネットサーフィンで知識を沢山身に着けてください。今ではネットで何でも調べることができる時代です。そして、SNSでどんな人とも繋がることができる and 質問することができる時代が到来しています。
溢れるアイディアがあるあなた、今あなたに必要なことは一歩踏み出してみる勇気ではないでしょうか。
2. 私の“やりたいを叶える原動力”
私は事業を行う上で、「何のためにやるのか」を大切にしています。
私は自分のためにやるよりも「誰かのために」何かをすることが向いています。
“誰かが困っているから頑張ろう”“この人の笑顔のために頑張ろう”とすると、モチベーションがあがりました。
私の場合、全て0からやります。広告をインスタグラムで運用するにしても、0から1人目のお客様を作ることも、資金調達のことも99人に断られたり、大失敗する事もあります。
しかしながら、99%がダメでも、1人の人に「ありがとう」と言ってもらえた時の瞬間が大好きで頑張れます。
ミッションやビジョンは簡単に作れても、自分は何のためにやるのかがはっきりしていると「負けない自分」、「折れない心」が作られていきます。
3.まとめ
やりたいことをビジネスにすることでのカギは、策や方法だけでなく“何のため”をはっきりさせることも大切です。
自分を強く持ち、辛くても負けない、何度失敗しても折れない自分になることは起業家に必要な項目の一つであるということです。
あなたの、“頑張る理由”は何ですか?
私は、嬉しいことに「やりたいことをビジネスに」できています。
そして、これは誰もができることだと信じております。
Produce by Kawahara manami and Yumiko asami